高耐候化および塗膜の薄膜化に貢献する
次世代 高性能紫外線吸収剤 (Tinuvin® 479)
持続可能な社会を実現するため、資源の有効活用は重要な課題に挙げられます。一つの方法として、製品の高耐候化に伴う長寿命化が注目されています。内容物の保護を目的とした塗料、コーティングに対して紫外線吸収剤 (UVA)、HALSを添加する方法は高耐候化につながる有用な手法として知られてきました。
特に近年BASFが開発した次世代 紫外線吸収剤 Tinuvin® 479は紫外線吸収能力が極めて高く、従来の紫外線吸収剤では達成できなかった塗膜の高耐候化を実現します。
また塗装の工程短縮や薄膜化は、CO2排出量低減のためにも重要な課題と位置付けられています。薄膜化が進むと光を透過しやすく太陽光 (紫外線)による劣化のリスクが高まります。
特に10μmをきるような薄膜塗装においては紫外線吸収剤を多用すると塗膜から成分が流れ出る (ブリードアウト)のリスクも一段と高まります。すなわち、紫外線吸収剤がより求められる環境下にありながらその劣化防止には非常に高いハードルがありました。 BASFが開発した次世代 紫外線吸収剤 Tinuvin® 479は従来品と比べても紫外線の吸収効率が非常に高く、薄膜での高耐候化に貢献できます
これにより耐候性向上すなわち製品寿命を伸ばすだけではなく、薄膜では従来難しかった屋外用途へと適用範囲を広げる事が可能となります。
BASFでは持続可能な社会を実現するため継続してイノベーションに取り組み、顧客ニーズおよび社会課題に貢献する製品開発にチャレンジし続けます。
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UVA開発の歴史
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持続可能な社会への貢献の観点から、揮発性有機化合物(VOC)の排出量低減は、塗料、コーティングに課せられた重要な課題に挙げられています。その手段として水系化と共に無溶剤化、溶剤レス化が注目を集めています。
BASFでは、これらのニーズに応えるべく、溶剤を含まない紫外線吸収剤(UVA)や光安定剤(HALS)やUV硬化を阻害しにくいようなUVA/HALSを揃えております。今まで蓄積された知識と経験に基づき、ニーズに適合した適切な製品を紹介します。
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