Sustainability
BASFにおけるサステナビリティ
持続可能な将来のための化学
私たちは、すべての人々の生活の質を向上させ、より良い世界の実現に貢献したいと考えています。そのため私たちは、経済、環境、社会という持続可能性の3つの側面を、企業目的(パーパス)、戦略、目標、そして事業活動にも組み込んでいます。これらは私たちの活動の中核であり、成長の原動力であり、リスク管理の要素です。
私たちは、より持続可能な社会を実現するために、化学が果たすべき役割は極めて大きいと考えています。私たちはこの点において前進する決意です。
私たちの取り組み
変革を加速させる
私たちに残された時間はありません。
将来の世代にとって住み続けられる地球を維持するためには、人類が一丸となって、より持続可能な将来を築くための取り組みを加速しなければなりません。
私たちは、気候変動のような現代における最大の課題を解決する力は、イノベーションにあると信じています。
BASFのソリューションは、多くのイノベーションを加速させることができます。
ビジョン
私たちは、ソリューションを通じて、お客様がより持続可能な社会に貢献できるよう支援します。
しかし、私たちの製造工程は大量のCO2を消費するため、さらにもう一歩踏み込む必要があります。私たちは、バリューチェーン全体を通じて、化学製品の製造方法を改革しています。私たちは2つの基本原則に基づいて取り組んでいます。第一に、目標は野心的であること。第二に、私たちのコミットメントは現実的であることです。
トピック
サステナビリティに関するそのほかのリンク
統合報告書・レポート
私たちは、すべての人の生活の質を向上させ、成長しうる未来を享受できる世界に貢献したいと考えています。そのために、お客様のために化学でいい関係をつくり、利用可能な資源を最大限活用しています。持続可能な将来に可能な限り貢献するために、事業活動が経済、環境、社会に与える全体的な影響を、「Value to Society (バリュー・トゥ・ソサエティ)」という手法で評価します。また、国連が実施する持続可能な開発目標(SDGs)を支持し、パリ気候変動協定にも尽力しています。
現代における最大の課題である気候変動の解決に向け、私たちは、2050年までにCO2排出量ネットゼロ(実質ゼロ)にすることを目標に掲げています。この目標を達成するべく、生産やエネルギー消費の効率化、再生可能エネルギーの利用拡大、化学品製造時にCO₂の発生を防ぐ新たなプロセスの開発および導入の促進に取り組んでいます。
バリューチェーン内のサステナビリティに寄与するアクセラレーターソリューションを用いて、私たちは、お客様のための価値を創造します。また、サーキュラー・エコノミー(循環型経済)プログラムの下、資源消費を伴わない成長を目指しています。循環型ソリューションにより、廃棄物削減や化石資源の節約、CO₂排出量削減へと繋がるのです。
私たちはサプライチェーンや当社の事業活動に伴う責任を担っています。サプライヤーと共に持続可能性パフォーマンスの評価や改善を行うと共に、独自の「サプライヤーCO₂マネジメントプログラム」を実施しています。事業においては、私たちは統合生産ネットワークであるフェアブントを活用し、資源を効率的に利用しています。また、責任ある行動に取り組み、排出物や廃棄物を削減することで環境保護に貢献しています。例えば、Alliance to End Plastic Waste (アライアンス・トゥ・エンド・プラスチック・ウェイスト、廃棄プラスチックを無くす国際アライアンス)に参加し、森林や海などで機能している生態系の保護を支援しています。水不足地域にある生産拠点やフェアブント拠点における、持続可能な水管理も行なっています。
私たちの事業活動や取引関係において人権を尊重することは、社会的責任の基盤となるものです。私たちは安全な作業環境を確保しています。また、多様性を受け入れ、包摂的な職場環境を構築し、すべての従業員同士が深い関係性を築くことを奨励しています。
バリューチェーンに伴うサステナビリティに向けたBASFの取り組みについては、以下のイラスト画像をご覧ください。