Collage of covers from the Creating Chemistry Magazine.

気候の変動とともに、
BASFも変化しています。

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“Creating Chemistry” -

サステナビリティマガジン 

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BASF Report 2023
統合報告書グローバル版(英語) 

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Sustainability

BASFにおけるサステナビリティ 

持続可能な将来のための化学
 

私たちは、すべての人々の生活の質を向上させ、より良い世界の実現に貢献したいと考えています。そのため私たちは、経済、環境、社会という持続可能性の3つの側面を、企業目的(パーパス)、戦略、目標、そして事業活動にも組み込んでいます。これらは私たちの活動の中核であり、成長の原動力であり、リスク管理の要素です。 

私たちは、より持続可能な社会を実現するために、化学が果たすべき役割は極めて大きいと考えています。私たちはこの点において前進する決意です。 

私たちの取り組み 

変革を加速させる 
 

私たちに残された時間はありません。 

将来の世代にとって住み続けられる地球を維持するためには、人類が一丸となって、より持続可能な将来を築くための取り組みを加速しなければなりません。 

私たちは、気候変動のような現代における最大の課題を解決する力は、イノベーションにあると信じています。 

BASFのソリューションは、多くのイノベーションを加速させることができます。 

ビジョン 
 

私たちは、ソリューションを通じて、お客様がより持続可能な社会に貢献できるよう支援します。 

しかし、私たちの製造工程は大量のCO2を消費するため、さらにもう一歩踏み込む必要があります。私たちは、バリューチェーン全体を通じて、化学製品の製造方法を改革しています。私たちは2つの基本原則に基づいて取り組んでいます。第一に、目標は野心的であること。第二に、私たちのコミットメントは現実的であることです。 

トピック 

気候保護
気候の変動とともに、BASFも変化しています私たちは、すべての人の生活の質が向上する世界に貢献したいと考えています。私たちは2050年までにCO2排出量ゼロ(ネットゼロ)を達成することを目指しています。 
重要な手段:革新的なソリューションと技術
Climate protection is a central component of the BASF strategy. For many years, the company has been continuously reducing its CO2 emissions. For further significant reduction, innovative processes such as methane pyrolysis are developed as part of our Carbon Management R&D Program. In the project funded by the Federal Ministry of Education and Research (Germany), BASF researchers are working on a new reactor concept in which hydrogen can be produced without CO2 emissions. The construction of a test facility is a decisive step towards large-scale implementation. Plant designer Christina Maisel (left) and engineer Bernd Zoels (right) inspect the assembly of the reactor of the test facility at the Verbund site in Ludwigshafen (Germany).
カーボンマネジメント
私たちは、自社の製造工程とエネルギー購入によるCO2排出量をさらに削減したいと考えています。そのため、カーボンマネジメントプログラムによって達成すべき意欲的な目標を設定しています。 
Low angle view of girl throwing a bottle, Poland, podkarpackie, Dębica
サーキュラー・エコノミー
私たちは、サーキュラー・エコノミー(循環型経済)の原則に沿った取り組みを強化しています。 
これにより私たちは、製品の素材およびCO2排出量を改善しながら、お客様のサステナビリティの目標達成を支援することができます。 
Charging the batteries of the elecric motor. Disassembling the battery of an electric vehicle engine. Car service
バッテリーのリサイクル
電気自動車は、世界中でCO2排出量を削減するために不可欠な要素です。私たちの革新的な電池材料は、エレクトロモビリティを現実化しています。また、電池リサイクルのパイオニアでもあります。 
効率的で安全な生産
化学品の開発、生産、加工、輸送には責任あるアプローチが必要です。人と環境の保護は私たちの最優先事項です。 
責任ある調達
人権、環境保護、腐敗防止 - グローバル企業として、私たちはサプライチェーンを慎重に管理し、責任を持って原材料を調達することに大きな責任を負っています。 
Das Herz der BASF-Gruppe ist die BASF SE mit ihrem Stammwerk in Ludwigshafen am Rhein. Mit etwa 250 Produktionsbetrieben, vielen hundert Laboren, Technika, Werkstätten und Büros auf einer Fläche von rund zehn Quadratkilometern, ist es der größte zusammenhängende Chemiekomplex der Welt.Das Stammwerk der BASF ist auch die Wiege des Verbundkonzepts: Produktionsanlagen, Energieflüsse und Logistik werden intelligent miteinander vernetzt, um Ressourcen so effizient wie möglich zu nutzen.
持続可能な水管理
水は、ますます多くの地域で希少な資源となっています。同時に、水は化学品の生産において極めて重要です。私たちは、バリュー・チェーン全体を通じて責任ある水利用に取り組んでいます。 
生物多様性
化学企業として、私たちは再生可能な資源の有効性と大気、水、土壌の質の高さに依存しており、同時にそれらに影響を与えています。したがって、生物多様性の保護は私たちにとって重要な課題です。 
社会貢献活動
私たちは、事業所周辺のコミュニティと連携し、国連の持続可能な開発目標(SDGs)の達成に貢献し、環境と社会に長期的にプラスの影響を提供したいと考えています。  
ステークホルダーとの対話
ステークホルダーとの継続的な対話は、私たちにとって非常に重要です。ステークホルダーの専門知識や視点は、私たちが社外の意見に耳を傾け、継続的に改善していくために役立っています。

私たちは、すべての人の生活の質を向上させ、成長しうる未来を享受できる世界に貢献したいと考えています。そのために、お客様のために化学でいい関係をつくり、利用可能な資源を最大限活用しています。持続可能な将来に可能な限り貢献するために、事業活動が経済、環境、社会に与える全体的な影響を、「Value to Society (バリュー・トゥ・ソサエティ)」という手法で評価します。また、国連が実施する持続可能な開発目標(SDGs)を支持し、パリ気候変動協定にも尽力しています。

現代における最大の課題である気候変動の解決に向け、私たちは、2050年までにCO2排出量ネットゼロ(実質ゼロ)にすることを目標に掲げています。この目標を達成するべく、生産やエネルギー消費の効率化、再生可能エネルギーの利用拡大、化学品製造時にCO₂の発生を防ぐ新たなプロセスの開発および導入の促進に取り組んでいます。

バリューチェーン内のサステナビリティに寄与するアクセラレーターソリューションを用いて、私たちは、お客様のための価値を創造します。また、サーキュラー・エコノミー(循環型経済)プログラムの下、資源消費を伴わない成長を目指しています。循環型ソリューションにより、廃棄物削減や化石資源の節約、CO₂排出量削減へと繋がるのです。

私たちはサプライチェーンや当社の事業活動に伴う責任を担っています。サプライヤーと共に持続可能性パフォーマンスの評価や改善を行うと共に、独自の「サプライヤーCO₂マネジメントプログラム」を実施しています。事業においては、私たちは統合生産ネットワークであるフェアブントを活用し、資源を効率的に利用しています。また、責任ある行動に取り組み、排出物や廃棄物を削減することで環境保護に貢献しています。例えば、Alliance to End Plastic Waste (アライアンス・トゥ・エンド・プラスチック・ウェイスト、廃棄プラスチックを無くす国際アライアンス)に参加し、森林や海などで機能している生態系の保護を支援しています。水不足地域にある生産拠点やフェアブント拠点における、持続可能な水管理も行なっています。

私たちの事業活動や取引関係において人権を尊重することは、社会的責任の基盤となるものです。私たちは安全な作業環境を確保しています。また、多様性を受け入れ、包摂的な職場環境を構築し、すべての従業員同士が深い関係性を築くことを奨励しています。

バリューチェーンに伴うサステナビリティに向けたBASFの取り組みについては、以下のイラスト画像をご覧ください。

BASF assumes responsibility for environmental protection along the value chain.
私たちは安全性には決して妥協をしません。すべての拠点で常に入念な対策を講じており、緊急事態にも対応することができます。長期的かつ継続的に競争を勝ち抜くことができるかどうかは、私たちのオペレーションにかかっています。そのため、BASF全体でネットワークを構築し、最も効率的な方法で業務を遂行しています。
経済、環境、安全、従業員、社会の各領域において、自発的な長期グローバル目標を掲げています。これらの目標を通じて、BASFにおける持続可能な開発は、透明性が高く検証可能なものになるのです。
従業員は「We create chemistry - 化学でいい関係をつくります」という目標の実現に不可欠な存在です。

「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律」に基づく、プラスチック廃棄物の排出量は以下の通りです。

BASFジャパン株式会社

BASF戸田バッテリーマテリアルズ合同会社