パーソナルケア
フェルロイルオリゴペプチド-33
Peptovitae® Bright CF
2週間で美白効果!フェルラ酸とペプチドのシナジー
Peptovitae® Bright CFは、ブライトニングペプチドと美白成分フェルラ酸の相乗効果で、メラニンを減少させる次世代成分です。フェルラ酸はポリフェノールの一種で、米ぬかや玄米にも含まれます。優れた抗酸化能を持ち、化粧品成分としても注目が集まっています。
二つの美白成分が一つになることで3つの作用を発揮します。
1) メラノゾーム内でのメラニン産生を抑制、2) メラノサイトからケラチノサイトへのメラノゾーム移行を抑制、3) ケラチノサイト内でのメラニン分解・排出を促進
Peptovitae® Bright CFは、メラニン沈着に関わる成長因子TGF- β1の構造と生理作用を再現したペプチドに美白成分フェルラ酸を結合しました。
細胞増殖、分化およびアポトーシスに関与するTGF-β1(形質転換増殖因子)は、メラニンの合成を抑制し、分解を促進する成長因子で、メラニン色素沈着進行の全過程に関わります。
フェルラ酸はメラニン生成の抑制による美白効果のある成分です。メラニンの出発物質であるチロシンに構造が類似し、メラニン生成酵素であるチロシナーゼの働きを抑制します。
Peptovitae® Bright CFは、メラニン合成・移行・分解の全過程に効果を発揮することで、ブライトニング効果を発揮します。美白成分である単体のTGF-β1、フェルラ酸やアルブチンより高い効果を示し、臨床試験では2週間でメラニン減少の有意差が確認でき、56日後には6.3%減少を確認しています 。


Peptovitae®シリーズは人間の体内に存在する成長因子の活性部位を正確に合成したペプチドです。それをスキンケアに使用することで,人間が本来備えている生理機能を高めることができます。さらに、Peptovitae®シリーズのペプチドはリポソームに内包されているため、細胞の中まで確実に届けられます。
Peptovitae®はペプチド研究開発のグローバルリーディングカンパニー、Caregen社とのグローバル独占供給契約により発売されました。Caregen社は、美容医療のフィラーや脂肪溶解など注射剤に配合されるペプチドを開発・製造するなど、高い技術力と安全性で知られています。
2018年、化粧品原料審査会(CIR)専門家委員会 によってペプチドの安全性が確認されています[1]
1Burnett, C., et al. Safety Assessment of Hydrolyzed Wheat Protein and Hydrolyzed Wheat Gluten as Used in Cosmetics. International Journal of Toxicology. 2018;37: 55S-66S. DOI: 10.1177/1091581818776013
お問い合わせ:ケア・ケミカルズ事業部 email: care-chemicals-jp@basf.com