December 12, 2021

xarvio® FIELD MANAGER、METOSとSencropとのデータ統合により気象センサーとの接続性を向上

この資料はBASF本社(ドイツ)が2021年11月18日に発表した英語のプレスリリースをBASFジャパンが日本語に翻訳・編集したものです。

 

  • 気象センサーとの接続性を高め、世界の生産者に新たな選択肢を提供
  • 現地の詳細かつリアルタイムな気象データを生育ステージに統合し、作物生産における意思決定を強化し、収量を最適化
  • 各地点の気象条件を比較し、気象リスクを予測

 

ドイツの総合化学メーカーBASFの子会社である BASF デジタルファーミング社(本社:ドイツ ケルン)のxarvio® FIELD MANAGER(ザルビオ フィールドマネージャー)は、METOS by Pessl Instruments(メトスバイペスルインスツルメンツ、ペスルインスツルメンツ社、本社:オーストリア、以下METOS)とSencrop(センクロップ、センクロップ社、本社:フランス)からのデータを統合することができるようになり、接続できる気象センサーデバイスの選択肢が広がりました。

2社の気象センサーとxarvio® FIELD MANAGERとの接続が可能になり、ユーザーは元の選択肢に加えて互換性のある複数の気象センサーから選択できるようになります。また、接続された気象センサーから送られる現地の詳細な気象データが、xarvio®の農業アルゴリズムとシステムにスムーズに統合され、作物生産の場における意思決定を強化します。xarvio® FIELD MANAGER は、生育ステージ、施肥、作物保護や植物成長調整剤の使用時期の最適化に加え、使用製品の選択の最適化をコンスタントにサポートします。

ブラジル、アルゼンチン、米国、ヨーロッパでは、METOSが取得した気象データをxarvio® FIELD MANAGERに統合できるようになりました。

また、オーストリア、ベルギー、チェコ、ドイツ、ハンガリー、オランダ、ポーランド、イギリス、ウクライナでは、Sencropの気象データをxarvio® FIELD MANAGERに統合できるようになりました。フランスでは2021年1月から、Sencropのデータがxarvio® FIELD MANAGERに統合されています。

2つの気象センサーとxarvio® FIELD MANAGERとの連携は、最先端のITセキュリティを使用して、迅速かつスムーズに行うことができます。ユーザーは、xarvio® FIELD MANAGERにログインし、メニュー画面の「気象センサー」にてデバイスを選択し、自動生成されたキーを入力するだけです。接続されたデバイスから送られる気象データがxarvio® FIELD MANAGERに即時に統合されるため、一連の操作はほんの数分で完了します。

BASFデジタルファーミング、xarvio® FIELD MANAGER グローバルプロダクトマネージャーのパールヴァティー・チャンドラセカールは次のように述べています。
「我々は、作物生産を最適化するための正確な情報と推奨事項への簡便でタイムリーなアクセスを、生産者へ提供することに力を注いでいます。Arable社(アラブル、本社:アメリカ)の気象センサーとの接続機能は既に提供しており、今回METOSとSencropが追加されることで、ユーザーの選択肢はより広がります。我々は、農業の成果を改善し続け、持続可能性をサポートするデジタル農業ソリューションを提供するために、最先端の企業との提携を重視しています。」

※このプレスリリースの内容および解釈については英語のオリジナルが優先されます。

 

■METOS、Sencropについて

xarvio® FIELD MANAGERに接続可能なMETOSの気象センサーは、iMETOS IMT、iMETOS ECO D3、LoRAIN、µMETOSラインを含みます。詳しくは、https://metos.at/をご参照ください。xarvio® FIELD MANAGERに接続可能なSencropの気象センサーは、Raincrop、Windcrop、Leafcropを含みます。詳しくはhttps://sencrop.com/eu/をご参照ください。

 

■xarvio®デジタル農業について(BASFデジタルファーミング社のブランド)

xarvio®デジタル農業ソリューションは、農業のデジタル変革の最前線にあり、作物の生産を最適化しています。xarvio®(ザルビオ)は生産者が最も効率的かつ持続可能な方法で作物を生産できるように、各圃場の状況に応じたリコメンデーションを提供する作物モデルプラットフォームに基づいたデジタルソリューションです。xarvio®の「SCOUTING」「FIELD MANAGER」「HEALTHY FIELDS」は、100カ国以上の生産者に使用されています。「FIELD MANAGER」は世界18カ国で62,000人以上の生産者(総面積1千万ha以上)に、「SCOUTING」は500万人以上の生産者とコンサルタントにそれぞれ使用されています。xarvio®についての詳細はhttps://www.xarvio.com/jp/ja.htmlまたは各種SNSをご参照ください。

 

■BASFの アグロソリューション事業本部について

世界の人口が急速に増加する中、持続可能な農業と健康的な環境を作り出して維持するBASFの役割はますます大きくなっています。BASFのアグロソリューション事業本部は、生産者や農業従事者、害虫駆除業者などの皆様と共にこの状況に対応しています。そのため、BASFは強力な研究開発パイプラインや、種子、形質、化学・生物農薬、土壌管理、プラントヘルス、害虫防除、デジタル農業などを含む、幅広いポートフォリオに投資を行っています。研究室や現場、事務所、生産施設に専門家チームを配し、生産者や社会、そして地球のために、革新的な考え方と堅実な行動を組み合わせ、実際に役立つ現実的なアイデアを生み出しています。2020年、BASFのアグロソリューション事業本部の売上高は77億ユーロでした。アグロソリューション事業本部についての詳細はhttps://www.agriculture.basf.com/jpまたは各種ソーシャルメディアをご参照ください。

 

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xarvio® FIELD MANAGER enables the connection of weather station devices from METOS by Pessl including the company’s solar powered IMT300-UWS model.

xarvio® FIELD MANAGERは、ペスルインスツルメンツ社のMETOSのデータに接続できるようになります
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Sencrop’s Raincrop weather station device can be connected to xarvio® FIELD MANAGER, integrating hyper-local weather data to further enhance agronomic recommendations.

xarvio® FIELD MANAGERはセンクロップ社の気象センサーに接続することができ、現地の詳細な気象データと統合することで、収量の最適化をさらに強化します
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最終更新December 12, 2021