Business & Financial News | October 4, 2020

BASF、建設化学品事業の譲渡を完了

この資料は BASF本社(ドイツ)が 2020年9月30日に発表した英語のプレスリリースをBASFジャパンが日本語に翻訳・編集したものです。

 

BASF(本社:ドイツ ルートヴィッヒスハーフェン)は2020年9月30日、世界的なプライベート・エクイティ・ファームであるLone Star(ローン・スター)の関連会社への建設化学品事業の譲渡を完了しました。買収価格は、現金及び負債がゼロの状態で31億  7千万ユーロです。これに伴い、建設化学品事業は、ドイツ マンハイムに本社をもつ、新たに設立されたMBCCグループ※1となりました。

 

「今回の取引においてLone Starはプロフェッショナルパートナーであり、この事業の今後の成功にコミットしています」と、BASF SEの取締役であるサオリ・デュボーグは述べています。「このように迅速かつ決然とした方法で譲渡を実現し、契約を締結することにご尽力いただき、心から感謝しています。建設化学品チームの今後の活躍をお祈りします」。

 

建設化学品事業の資産および負債の売却および関連する売却益は、BASFの2020年第4四半期財務報告に反映されます。本取引に関連して9月30日までに受領した支払いは、2020年第3四半期キャッシュ・フロー計算書上において、投資活動によるキャッシュ・フローに含まれます。

 

BASFとLone Starの関連会社は2019年12月21日、BASFの建設化学品事業の譲渡譲受契約を締結しました。建設化学品事業は約7,500人の従業員を擁し、60カ国以上に生産拠点と販売拠点を展開しており、2019年の売上高は約26億ユーロでした。

 

※1日本においては、MBCC グループの下、ポゾリスソリューションズ株式会社として引き続き事業を運営しています。

※このプレスリリースの内容および解釈については英語のオリジナルが優先されます。

 

■Lone Star について

Lone Star は、不動産、株式、クレジット、その他の金融資産にグローバルに投資するファンドに助言を行うプライベート・エクイティ・ファームです。1995年に最初のファンドが設立されて以来、Lone Star は20のプライベート・エクイティ・ファンドを組織し、合計で約850億ドルの資金を提供しています。建設資材および関連業界における主要なプライベート・エクイティ投資家として、Lone Star ファンドはこの分野で幅広い国際経験を持ち、欧州と北米の両方で投資ポートフォリオを充実させています。詳細に関しては、www.lonestarfunds.comをご覧ください。

問い合わせ先:

Sara Luebking, Hill+Knowlton Strategies GmbH

Phone: +49 69 973 6263, Mobile: +49 174 341 9220, sara.luebking@hkstrategies.com

Christina Pretto, Communications and Public Affairs, Lone Star Global Acquisitions, LLC

Phone: +1 212 849 9662, Mobile: +1 917 499 4260, cpretto@lonestarfunds.com

 

■BASFについて

BASF(ビーエーエスエフ)は、ドイツ ルートヴィッヒスハーフェンに本社を置く総合化学会社です。持続可能な将来のために化学でいい関係をつくることを企業目的とし、環境保護と社会的責任の追及、経済的な成功の 3 つを同時に果たしています。また、全世界で117,000 人以上の社員を有し、世界中のほぼすべての産業に関わるお客様に貢献できるよう努めています。ポートフォリオは、6つの事業セグメント(ケミカル、マテリアル、インダストリアル・ソリューション、サーフェステクノロジー、ニュートリション&ケア、アグロソリューション)から成ります。2019 年の BASF の売上高は590 億ユーロでした。BASF 株式はフランクフルト証券取引所(BAS)に上場しているほか、米国預託証券(BASFY)として取引されています。BASF の詳しい情報は、http://www.basf.com をご覧ください。

最終更新October 4, 2020