BASFの自動車補修用塗料のプレミアムブランドR-M®と、ジャガー・ランドローバー、アジア太平洋地域における輸入国 (APIO) の パートナーシップ協定を締結
この資料は BASF本社(ドイツ)が 2020年07月29日に発表した英語のプレスリリースをBASFジャパンが 日本語に翻訳・編集したものです。
- 自動車補修用塗料のプレミアムブランド R-M®がジャガー・ランドローバーのアジア太平洋地域における輸入国 (APIO)の推奨パートナーに
- ジャガー・ランドローバーの車体修理と補修塗装が業界基準を超えるよう今後3年間支援
- 2019年3月に欧州地域で締結された協定に準拠
BASF(本社:ドイツ ルートヴィッヒスハーフェン)のコーティングス事業本部とジャガー・ ランドローバー(本社:イギリス、以下、JLR)は、アジア太平洋地域の16の輸入国を含む市場におけるJLRグローバルボディ&ペイントプログラムの開発と実施を支援するため、BASFの自動車補修用塗料のプレミアムブランドR-M®と協力契約を締結しました。
この協定に基づき、パートナーは車体修理と補修塗装において、業界標準を超え、戦略的かつ、長期的に協力することを約束します。これには、自動車補修用塗料とカラーマッチングソリューションの供給も含まれます。また、JLRのグローバルボディ&ペイントプログラムの開発・実施を支援する、専任のリージョナル・ボディ&ペイントマネージャが任命されました。
BASFはJLRと緊密に連携し、保証された方法と専門知識を提供するグローバルな包括的サポートネットワークからの支援で、同社が定める厳しい補修要件とプロセス基準を満たすトータルブランドペイントソリューションを実現します。これには、R-M®の塗装 ソリューションに加え、最高品質で効率的な補修プロセスを実現する、RODIM®ブランドの塗装用副資材の供給も含まれています。
また、BASFは包括的なアドバンストビジネスソリューション(ABS)をJLRに提供し、JLR認定ボディショップネットワークと、指定小売業者の収益性と効率性の向上を支援します。これには、JLRの認定ボディショップのプロセスと全体的なパフォーマンスを改善するために設計された一連の革新的なサービス、ツール、トレーニング、パフォーマンス管理モジュールが含まれます。
BASFコーティングス事業本部グローバル戦略アカウントマネージャーのマイク・ヒルは、「JLRとBASFは、現在直面している課題を踏まえ、今年これまで以上にビジネスパートナーの支援と育成に取り組んでいます。Global Body&Paintプログラムでは、設備計画、ツール、技術的コンプライアンスなど、ボディショップのビジネスインフラストラクチャを最優先に考慮し、バランスのとれたアプローチを提供しています。R-M®の専門家は、JLRのプログラム・マネージャーと共に、JLRのボディショップオペレーションを改善し、ABSによる商機拡大のための提案を通じて、ボディショップの収益性向上を支援します」と 説明しています。
この革新的なパートナーシップにより、JLRとBASFは、世界中のJLR認定ボディショップネットワーク全体で、一貫した高い国際標準を保証します。そのため、最も効率的な プロセスを通じて、最高の修理品質を保証し、最高水準の顧客サービスを提供できます。
ヒルはさらに、次のように述べています。「BASFは昨年3月、欧州地域(域内JLR輸入国を含む)を対象に、JLRと同様の協定に調印しました。今回の合意は、当社の世界的な展開が広がり、パートナーシップを拡大するための継続的な信頼とコミットメントを示しています。JLRはR-M®の最新技術を活用し、成長を推進しています。JLRとBASFのそれぞれのチームがヨーロッパと域内JLR輸入国における、認定ボディショップネットワークの開発で緊密に協力し、プレミアムブランドの高い基準と期待に応えるだけでなく、複雑な市場がもたらす地理的な課題にも対応できる、高品質な認定工場を30%増やしたイタリアは非常に良い例です。」
※このプレスリリースの内容および解釈については英語のオリジナルが優先されます。
■自動車補修業界のプレミアム塗料ブランド R-M®: BASF コーティングス 事業部 の重要な部門
R-M®ブランドのもと、BASFは環境に配慮した水性塗料「オニキス HD」や、ハイソリッド溶剤塗料「ダイアモント」に焦点を当てた自動車補修用塗料を総合的に市場展開しています。これらのシステムを使用することにより、溶剤削減に関する世界のあらゆる法的要件に対応することが可能となります。また製品の仕上がりや耐久性に関しては、溶剤塗料と同じ品質水準を実現しています。自動車補修用塗料ブランドR-M®は、顧客の皆様をサポートするためにこの分野で多岐に渡るサービスを展開しており、優れた自動車補修製品最新補修技術のノウハウ、そして調色に関する豊富な専門知識・膨大なデータベースから、世界で一流とされる多くの自動車企業に選ばれています。
■BASFのコーティングス事業本部について
BASFのコーティングス事業本部は、革新的な自動車用塗料、自動車補修用塗料、装飾用塗料、メタル、プラスチック、ガラス基板など幅広い産業での表面処理およびそれらの応用に必要なプロセスの開発、生産、販売を行っています。これらのポートフォリオは、新しい市場や事業開発を目指すInnovation Beyond Paint(塗料を超えたイノベーション)プログラムによって提供してまいります。BASFは、ヨーロッパ、北米、南米、アジア太平洋に拠点があります。広範なネットワークを通じて、世界中のお客様と緊密に連携しています。2019年におけるBASFコーティングス事業部の世界の売上高は37.5億ユーロでした。Solutions beyond your imagination(想像をはるかに超えたソリューション)。BASFコーティングスの詳細情報はwww.basf-coatings.com (英語)、www.basf.co.jp/coatings(日本語)をご覧ください。
■BASFについて
BASF(ビーエーエスエフ)は、ドイツ ルートヴィッヒスハーフェンに本社を置く総合化学会社です。持続可能な将来のために化学でいい関係をつくることを企業目的とし、環境保護と社会的責任の追及、経済的な成功の 3 つを同時に果たしています。また、全世界で117,000 人以上の社員を有し、世界中のほぼすべての産業に関わるお客様に貢献できるよう努めています。ポートフォリオは、6つの事業セグメント(ケミカル、マテリアル、インダストリアル・ソリューション、サーフェステクノロジー、ニュートリション&ケア、アグロソリューション)から成ります。2019 年の BASF の売上高は590 億ユーロでした。BASF 株式はフランクフルト証券取引所(BAS)に上場しているほか、米国預託証券(BASFY)として取引されています。BASF の詳しい情報は、http://www.basf.com をご覧ください。