BASFのメラミン樹脂発泡品のラインナップに、室内音響向けBasotect® Bが登場
(本資料は 2015 年4月13日にBASF本社(ドイツ)で発表されたプレスリリースの和訳です。)
- 白色の Basotect® を開発によりデザイン性の高いアプリケーションで室内インテリアなどにも適用可能
- 高い光反射率に加え、優れた吸音性
- 魅力的なデザインを実現する無限のオプション
BASF はメラミン樹脂発泡品である Basotect® (バソテクト)の製品ラインナップを拡大し、デザイン性やビジュアル効果の高い製品を追加しました。新たに加わった Basotect® B は白色で、室内音響を最適化するための吸音材として高度な要求に応えます。
インテリアに最適なデザイン性を兼ね備えた製品
白色の Basotect® B は光に満ちた明るい部屋を引き立て、デザインに新たな選択肢をもたらします。「建築家やデザイナーから、見た目にこだわった吸音材について非常に多くの要望があります」と、ドイツ・ウィーズバーデンのラインマイン応用科学大学の教授であるヨハネス・キーファー氏が述べるように、 Basotect® B は白色と多彩な成形加工オプションにより、魅力的なデザインの可能性を提供します。優れた吸音性、難燃性、固有の剛性、加工の容易さといった、既に確立された Basotect® の特性に加え、 Basotect® B は照明の必要量を減らしエネルギーを節約することができる高い光反射率を兼ね備えています。
学生のプロジェクトにより際立つ、創造的なデザイン
ラインマイン応用科学大学でインテリアデザインを学ぶ学生が、白色の Basotect® B を用いてどのようなデザインを実現できるかデモンストレーションを行いました。波状の構造を持つオブジェは同大学のヴァネッサ・カウフマン氏がデザインしたもので、 Basotect® によって吸収される音の波を表現しています。光とのコンビネーションが、オブジェの外観を魅力的で生き生きと見せています。このデザインは BASF の協力のもと実現され、ドイツ・ミュンヘンで開催された BAU 2015 (国際建築・建材・建築システム専門見本市)の BASF のブースで展示されました。
Basotect® について
Basotect® はメラミン樹脂を素原料とするオープンセルの発泡体であり、独自のさまざまな特性があります。素原料メラミン樹脂により、難燃性に優れ( DIN 4102 B1 規格)、最大 240 ℃の環境で使用でき、広範囲の温度域で安定した特性を保持します。またオープンセルの気泡構造により、軽量で吸音性と断熱性に優れているほか、低温柔軟性も実現しています。 Basotect® は主に、建物、自動車、電車など、厳格な火災安全要件の対象となる場所で、吸音と断熱のために使用されます。詳細につきましてはこちらをご覧ください。 www.basotect.com
BASF について
BASF (ビーエーエスエフ)は 2015 年、創立 150 周年を迎え、これまで以上に化学でいい関係をつくっていきます。製品ラインは、化学品、プラスチック、高性能製品、農業関連製品、石油・ガスと多岐にわたっています。 BASF は、世界をリードする化学会社として、経済的な成功、社会的責任、そして環境保護を同時に実現しています。また、 BASF は科学とイノベーションを通して現代社会や将来のニーズを提示しながら、ほぼすべての産業のお客様を支援しています。 BASF の製品とソリューションは、資源の確保に貢献し、栄養価の高い食品を提供するとともに、生活の質の向上に寄与しています。 BASF は「私たちは持続可能な将来のために、化学でいい関係をつくります」を企業目標に掲げ、これらの活動を実施しています。 2014 年の売上は約 740 億ユーロで、従業員数は約 11 万 3000 人です。 BASF の詳しい情報は、www.basf.com(英語)、newsroom.basf.com(英語)、www.japan.basf.com(日本語)をご覧ください。
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