ディスパージョン&レジン事業部
Fumikazu
ディスパージョン&レジン事業部
Senior Plant Operator
2022年入社
わたしの仕事
私は六呂見事業所のプロダクションオペレーターとして、業務しております。
本事業所では、建築用や自動車用の塗料などに用いられるAcronal(アクロナール)や、
包装コーティングや印刷インキなどに用いられる Joncryl(ジョンクリル)を生産しており、
その中で私は運転監視、製品品質の分析、プラント内の巡視活動といった業務が主となります。
また、突発的なトラブル(例えば設備トラブルなど)に直面した際、
上司や同僚と協力しながらトラブル解決に努めることが必要となるため、
日々、周囲とのコミュニケーションを通じた、より良い職場環境作りに注力しています。
さらに、本事業では安全・環境・防災といった側面を重要視しています。
例えば、年に数回、近隣の企業と連携して消火ホースを使用した放水・消火活動を行うなどして、
万が一の事故発生時、適切な初動がとれるように訓練に励んでいます。
加えて、5S活動(整理、整頓、清掃、清潔、しつけ)に取り組み、健全な作業環境を維持することに努めています。
これらの活動より、本事業所は2020年に無休業災害連続50年を達成するといった、特筆すべき成果を挙げています。
(2024年6月時点も継続中)
BASFの魅力
私は、BASFで働く上で、下記の3つが魅力的だと考えております。
1つ目は、社員一人ひとりが自分のアイデアや目標に向かって積極的に取り組む環境が整っており、
その意欲を会社がサポートしています。
例えば、‘私の仕事’項で述べた様に、私は様々な改善提案を行っているのですが、実現に向けて、
上長は積極的にサポートを行ってくれます。
2つ目は、グローバル企業ならではの多様性です。
職場では海外の方と触れ合う機会もあるため、日本と異なる文化や環境を知ることができます。
それらを新たに学び、受け入れることによって自分自身の視野を広げることができます。
3つ目には福利厚生です。
BASFではレジャーやグルメのシーンなどで使えるベネフィットステーションの提供や、長期休暇取得の奨励、
社内クラブ活動の認定といった様々福利厚生を準備されております。
特にクラブ活動の一環として、現在私はアウトドア部に所属しており、キャンプや釣りなど様々な活動をしています。
先日はメンバー全員で鹿肉を初めて食べる機会もあり、新たなチャレンジとして楽しむことができました。
これらの活動を通じて、仕事とプライベートのバランスを保ちながら充実した日々を過ごすことができます。
他の事業所では、サッカー部や野球部、書道部など様々なクラブ活動があり、
誰もが充実した会社生活を送ることができると考えております。
もちろん自ら同志を募り、新たなクラブ活動を設立することも可能です。
最大のチャレンジ
最大の挑戦の一つは、生産プロセスの大幅な変更とそれに伴う大規模な工事でした。
このプロジェクトでは、工事前、工事中、工事完了の各フェーズで異なったチャレンジがあり、
その都度柔軟に対応する必要がありましたが、チームワークを発揮し、乗り切ることができました。
1)工事前
本工事は数週間にも渡りプラントを停止する程の大規模なものでした。
工事期間中は製品生産不可だったため、工事前に大量に製品を生産し、お客様に提供可能な状況を整えることが鍵でした。
タイトなスケジュールの中でチームワークを発揮し、事前に製品を完備することができました。
2)工事中
工事期間中も、突発的な対応が必要となり、より一層チームワークが求められました。
機械設置に想定以上の時間がかかったり、配管接続時に現物と設計条件に乖離がある問題など発生しましたが、
エンジニアとプロダクションオペレーターが一丸となって、期間内に完工し終え、新たな生産プロセスにて製品を作り始めることが可能となりました。
3)工事後
新生産プロセスが想定以上に複雑で、安定生産を実現するまでに苦戦を強いられました。
エンジニア、品質管理部門や研究開発部門と連携し、困難な状況を乗り越えました。
コミュニケーションを通じて自他を励まし合い、ついに安定生産を実現しました。
このプロジェクトを通して得た経験・知識は、今後の挑戦にも生かされ、私たちの成長と発展に不可欠なものとなっています。
今後の目標
コロナ禍中に、一念発起し、英語学習に取り組み始めました。
始めた当初は、簡単な文法や単語の基礎すらも難しく感じましたが、
毎日のオンライン英会話やスキマ時間の勉強を通じて、少しずつ上達を実感しています。
BASFでは、英語学習のための教材やプラットフォームなど、
多くのリソースが提供されており、これが大きな助けとなっています。
具体的な短期の目標として、英語のスピーキング能力向上と
英検1級およびTOEIC900点以上の取得を目指しています。
また、中期的な目標として、海外からのビジターと現場の架け橋となれるような
班長を目指しています。
さらに、将来的には六呂見事業所全体の発展にも直接貢献でき、
かつ営業部門などの工場外の同僚に対してもプラントの魅力を伝えることができる
リーダーとして、成長したいと考えています。
そのために、これからも自己研鑽を励むと共に、チームワークを発揮して
職場の仲間と共に成長して参ります。