コーティングス事業部
Ayaka
コーティング事業部
Asst Manager, Resin Process Technology
2019年入社
わたしの仕事
コーティングス事業部は、自動車塗料および自動車部品用塗料を開発・製造しています。
私自身は現在自動車塗料の主原料である樹脂を製造する部署で
生産技術職として働いており、製造中のトラブル対応や技術と製造の橋渡し役をしています。
安全に安定な品質の樹脂を製造するためには、温度や圧力、反応時間のコントロールが重要です。
これらはDCSで自動制御されているのですが、より効率よく生産するために樹脂配合ごとの
制御プログラムに改良を加える事も、私の仕事の一つです。
樹脂は塗料の性能を決める大事な半製品です。
安全と品質は担保しつつ、なるべく製造コストを抑える方法を
技術部署やグローバルのエキスパートと相談しながら進めています。
日本用だけでなく、海外の塗料工場で使用される樹脂も製造しており、
海外とのやり取りも少なくありません。
入社の決め手
特に魅力に感じたのは、若いうちから色々なことに挑戦させてくれる点です。
年齢や社歴に関わらず自分の考えている事をオープンに話せ、自ら進んで動くことを奨励するBASFの環境は私個人にはとても合っていると感じました。
私はCoating Young Professionalsという2年間のトレーニングプログラムで入社したのですが、
2年目にドイツと中国で現地の社員の方々と働く機会をいただきました。
また、 BASF独自開発のソフトウェアを日本でも導入するため、入社半年足らずで中国のグループ会社の塗料工場に単独出張して使い方を学び、
現場に落とし込むまでを入社1年目で行いました。
今の自分があるのはそのようなチャレンジングな経験を早くから積ませてもらったからだと思います。
BASFで働く魅力
世界各国にある製造拠点との協業が推進されており、
グローバルな視野を持って働けるのも魅力の1つと感じています。
国内外に関わらず、初めて連絡を取ったとしても快くサポートしてくれます。
社内は中途入社の方や外国籍の方も少なくなく、バックグラウンドが多様なので、
自分と異なる考え方に触れる機会が多く刺激的です。
また、休む時は休む、働く時は働くとメリハリを持って働いている人が多い印象です。
男性でも育休を取っている方が多くいますし、ワークライフバランスという点でも進んでいると感じます。
やりがいを感じるとき
少量生産のトライアルで、試行錯誤していた製品が安定して量産できるようになった時には、達成感を感じます。
また、弊社の名前が自動車自体やカタログ等に載ることは基本ないのですが、
製造した塗料の使われた車が町中を走っています。
見つけた時はやはり嬉しいです。
今後の目標
プロセスエンジニアとして、仕事を通じて日々成長していると感じています。
製造現場においては常に新しい問題が発生し、
その対処には迅速かつ的確な判断力や技術力が必要です。
製造チームの一人として会社に貢献し、
BASFグローバルで注目されるような成果を出すのが、今後の目標の1つです。
BASFグループ自体は女性が多く活躍しているのですが、
私の働く職場はまだ男性ばかりで少し寂しく感じます。
とても面白い仕事なので、私が活躍することで女性エンジニアを志す人
が増えたら嬉しいです。