November 30, 2023

BASF、ブラジルでxarvio® Agro Expertsプログラムを開始し、デジタル農業技術の普及を拡大

この資料はBASF本社(ドイツ)が2023年8月24日に発表した英語のプレスリリースをBASFジャパンが日本語に翻訳・編集したものです。
 
  • xarvio® FIELD MANAGERで農学コンサルタントと生産者をつなぐ
  • デジタル農業の専門知識を深める農学コンサルタントをサポ―ト

 

BASF(本社:ドイツ ルートヴィッヒスハーフェン)は、先進的な作物栽培最適化プラットフォーム、xarvio® FIELD MANAGER(ザルビオ® フィールドマネージャー)を通じて、独立系の農学コンサルタントと生産者を結びつける革新的なプログラムをブラジルで開始しました。

xarvio® Agro Experts(ザルビオ® アグロ エキスパート)というプログラムにより、農学コンサルタントが、xarvio®のデジタルソリューションを活用することで、特に大豆、トウモロコシ、綿花の栽培管理を最適化し、ほ場の生産性を向上させることができるようなります。農学コンサルタントは、xarvio®によって栽培管理に関する情報や知識を深めることができ、サービスを充実させ、業務にさらなる価値をもたらすことができます。また、生産者はxarvio® FIELD MANAGERと互換性のあるドローン、気象センサー、農業機械などの使用について、現場でサポートを受けられるようになります。

xarvio® Agro Expertsは、農業界におけるニーズの理解に基づきBASFが提供する、明確で実践的な対応策であり、デジタル技術の導入や使用に対する障壁を取り除くことで、デジタル技術をより身近なものにし、農業の変革に積極的に取り組むという当社の決意を強く示すものです。

BASFの子会社であるBASFデジタルファーミング社(本社:ドイツ)のグローバルヘッドであるコンスタンティン・クレチュンは、次のように述べています。「農業界におけるニーズを理解し、対応することで、私たちは価値を提供し続けることができます。ブラジルにおけるxarvio® Agro Expertsの取り組みは、このアプローチを象徴するものであり、より多くの生産者や農学コンサルタントが、デジタル農業技術、特にxarvio® FIELD MANAGERによって実証された、定量的なメリットについて学び、それを活用することで利益を得られるよう支援します。また、ビジネスの観点では、xarvio® Agro Expertsは精密デジタル農業技術によって農業を積極的に変革していくというBASFの目標への道のりにおける重要なマイルストーンとなります。」

農学コンサルタントの知識と業務内容の拡大

xarvio® Agro Expertsプログラムのエキスパートになるには、農学コンサルタントが活動する分野の認定を受け、有効な農学資格を取得する必要があります。また、BASFが提供するxarvio® FIELD MANAGERとデジタル農業に関する専門的な理論と実践のトレーニングを修了する必要があり、それにはドローンの操作と規制に関する内容も含まれます。トレーニング修了後、農学コンサルタントはxarvio® Agro Expertsプログラムのエキスパートとして、現在担当している顧客にxarvio®製品を紹介することができるようになります。

この革新的なxarvio® Agro Expertsプログラムは、BASFのトレーニングを受けた地元の農学コンサルタントの積極的な参加により、ブラジルの8つの州で導入されています。BASFは、xarvio® Agro Expertsの取り組みを、他の市場でも展開する準備を進めています。

xarvio® FIELD MANAGERについての詳細はこちらをご覧ください。

https://www.xarvio-japan.jp/

 

※このプレスリリースの内容および解釈については英語のオリジナルが優先されます。

 

■xarvio®デジタル農業について(BASFデジタルファーミング社のブランド)

xarvio®(ザルビオ®)は作物生産の最適化を図る、最先端のデジタルソリューションです。「xarvio® FIELD MANAGER」と「xarvio® HEALTHY FIELDS」は高度な作物モデルプラットフォームに基づき、各ほ場の状況に応じたリアルタイムの推奨を提供します。xarvio®はユーザーが享受するメリットが実証されているテクノロジーです。生産者がより効率的かつ持続可能な方法で作物を生産し、収益性を向上させることを支援します。xarvio®についての詳細はwww.xarvio.com/jp/ja.htmlをご参照ください。

 

■BASFのアグロソリューション事業本部について

農業は、急速に増加する人口に対応するため、健康的で手頃な価格の食料を安定的に供給するとともに、環境負荷を低減することが求められています。提携パートナーや農業の専門家と協力し、あらゆるビジネス上の判断を持続可能性(サステナビリティ)を基準に行うことで、生産者の持続可能な農業経営をサポートします。そのために強力な研究開発パイプラインに投資し、革新的なアイデアから実用的なソリューションを生み出しています。当社のポートフォリオは、種子、作物の形質、化学農薬および生物農薬に加え、土壌管理、プラントヘルス、害虫防除およびデジタル農業のソリューションで構成されています。研究所、生産現場、オフィス、製造拠点の専門家チームと共に、生産者、農業、そして未来の世代の成功のために適切なバランスを見つけたいと考えています。2022年の売上高は103億ユーロでした。アグロソリューション事業部についての詳細はwww.agriculture.basf.com/jp または各種ソーシャルメディアをご参照ください。

P-23-294

 

最終更新November 30, 2023