Trade News  |  2019年10月23日

BASF、接着剤、紙コーティング剤用途および機能性包装材に関する主要な食品接触材料規則に準拠した消泡剤を発売

  • 中国の接着剤用向け食品接触材料規則GB 9685-2016に準拠した初の消泡剤   
  • ポリマー分散体、紙コーティング剤、PSA接着剤および機能性包装材のコーティング 剤に関する主要な食品接触材料規則にも適合

BASF(本社:ドイツ ルートヴィッヒスハーフェン)は、新しい消泡剤Foamaster®(フォーマスター)WO 2360を発売しました。本製品は、接着剤に関する中国の食品接触材料規則GB 9685-2016、連邦規則集(CFR)タイトル21、食品に接触する素材および製品に関する規則(EC)、ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)および、包装材の食品接触材料に関するスイス条例など主要な食品接触材料規則に準拠しています。

中国の食品安全国家基準GB 9685-2016は、食品接触材および製品用添加剤使用標準を規定しており、これは、中国の国家衛生計画出産委員会(NHFPC)が制定し、2017年10月より施行されています。

今回新たに発売する白色オイルベースの消泡剤は、持続性に優れた消泡効果を発揮し、アクリル系PSAシステム全般への適合性、また、接着剤配合の保管中に高い耐油性を示します。 そのため、Foamaster® WO 2360は、紙コーティング剤に適用すると、優れた消泡性と素早い消泡時間により、高い消泡効率を発揮します。

Foamaster® WO 2360は汎用性があり、食品と接触する紙コーティング剤処方、バリアコーティング、紙や板紙向けなど広く適用することが可能で。これにより、お客様が複数の消泡剤をする在庫する必要がなくなります。

詳細情報はこちらをご覧ください。

https://www.dispersions-pigments.basf.com/portal/load/fid839654/Foamaster_WO_2360_Value_Card.pdf(英文)

※このプレスリリースの内容および解釈については英語のオリジナルが優先されます。

 

BASFのディスパージョン&ピグメント事業本部について

BASFのディスパージョン&ピグメント事業本部は、高品質の幅広い顔料、樹脂、添加剤およびポリマーディスパージョンの開発、生産、販売を世界各地で行っています。これらの材料は、コーティング、建設、接着剤、印刷・包装、電子および紙を含む多くの産業のフォーミュレーションに使用されます。ディスパージョン&ピグメント事業本部は、包括的な製品ポートフォリオと業界に関する広範な知識を生かして、革新的かつ持続可能なソリューションをお客様に提供し、フォーミュレーションの促進に貢献しています。ディスパージョン&ピグメント事業本部のさらに詳しい情報は、http://www.dispersions-pigments.basf.com を ご覧ください。

 

BASFについて

BASF(ビーエーエスエフ)は、ドイツ ルートヴィッヒスハーフェンに本社を置く総合化学会社です。持続可能な将来のために化学でいい関係をつくることを企業目的とし、環境保護と社会的責任の追及、経済的な成功の3つを同時に果たしています。また、全世界で約122,000人の社員を有し、世界中のほぼすべての産業に関わるお客様に貢献できるよう努めています。ポートフォリオは、6つの事業セグメント(ケミカル、マテリアル、インダストリアル・ソリューション、サーフェステクノロジー、ニュートリション&ケア、アグロソリューション)から成ります。2018年のBASFの売上高は約630億ユーロでした。BASF株式はフランクフルト証券取引所(BAS)に上場しているほか、米国預託証券(BASFY)として取引されています。BASFの詳しい情報は、www.basf.comをご覧ください。

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接着剤向け食品接触材料規則GB9685-2016および、主要な食品接触材料規則-CFR,GB, EC, BfR, スイス条例に準拠した消泡剤
Last Update 2019年10月23日