October 12, 2023

BASF、金山に新設された Uvinul® A Plus生産工場が順調に稼働を開始

この資料はBASFが2023年9月27日に香港で発表した英語のプレスリリースをBASFジャパンが日本語に翻訳・編集したものです。
 
  • 日焼け止めに含まれる高品質UVA防御剤の生産能力を増加
  • BASFのコミットメントを明確にし、アジア太平洋地域での事業をさらに強化する投資

 

BASF(本社:ドイツ ルートヴィッヒスハーフェン)のケア・ケミカルズ事業本部は、中国・
金山(ジンシャン)にある生産拠点で、新たにUvinul®(ユビナール) A Plusの生産を本格的に開始しました。新設計の工場により、BASFはアジアにおける生産拠点を拡大し、最新のUV防御剤に対する世界的な需要の高まりに対応します。

「BASFは、高性能のパーソナルケア成分を幅広く提供し、付加価値の高い革新的なソリューションの開発に深い専門知識を持っています。金山の最先端施設で日焼け止めに含まれる高品質のUVA防御剤を生産します。この投資は、パーソナルケア分野とアジア太平洋地域のお客様に対するBASFのコミットメントを明確にするものです」と、BASFケア・ケミカルズ事業本部アジア太平洋地域担当のシニアバイスプレジデントであるアグス・チプトラは述べています。

「高性能なUV防御剤の生産能力拡大により、この地域における市場需要の増加に対応するための納期を短縮し、高い製造基準を維持しながら供給安定性を継続的に向上させることができます。金山の工場は、欧州化粧品原料適正製造基準連盟(EFfCI GMP)や、持続可能なパーム油のための円卓会議(RSPO)など、複数の認証を取得しています。また、パーソナルケア業界向けのエモリエント剤、ワックス、特殊界面活性剤の幅広いポートフォリオを有しています」と、BASFアジア太平洋地域パーソナルケアソリューションズのバイスプレジデントであるヴィジュ・ジョゼは述べています。

アジアでは、BASFはすでに台湾の高雄にあるケア・ケミカルズの生産拠点で幅広いポートフォリオのUV防御剤を製造しています。今回の投資により、BASFはアジア太平洋地域における最新のUV防御剤のポートフォリオの生産拠点をさらに拡大しました。

Uvinul® A Plusは、現在市場で入手可能な数少ない光安定性の高いUVA防御剤のひとつで、太陽光線による有害なUVAをカットし、フリーラジカルや皮膚ダメージから保護します。油溶性の顆粒状で製剤への適応性に優れ、防腐剤を含まず、低濃度でも高い効果を発揮します。Uvinul® A Plusは、長期的なサンケアとアンチエイジング効果のあるスキンケアに最適です。

※このプレスリリースの内容および解釈については英語のオリジナルが優先されます。

 

■BASFのケア・ケミカルズ事業本部について

BASFのケア・ケミカルズ事業本部は、パーソナルケア、ホームケア、業務用洗浄関連などの業界や技術アプリケーションに幅広い原料を提供しています。 私たちは、化粧品業界、洗剤およびクリーナー業界におけるリーディングサプライヤーであり、お客様に革新的かつ持続可能な製品、ソリューションおよびコンセプトを提供しています。高品質な製品ポートフォリオには、界面活性剤、乳化剤、ポリマー、油性剤、キレート剤、化粧品有効成分および紫外線吸収剤などがあります。ケア・ケミカルズ事業部は世界各国に生産・開発拠点を有し、特に新興成長市場にて事業を拡大しています。

詳細についてはhttp://www.care-chemicals.basf.com/ をご覧ください。

 

■BASFについて

BASF(ビーエーエスエフ)は、ドイツ ルートヴィッヒスハーフェンに本社を置く総合化学会社です。持続可能な将来のために化学でいい関係をつくることを企業目的とし、環境保護と社会的責任の追及、経済的な成功の3つを同時に果たしています。また、全世界で110,000人以上の社員を有し、世界中のほぼすべての産業に関わるお客様に貢献できるよう努めています。ポートフォリオは、6つの事業セグメント(ケミカル、マテリアル、インダストリアル・ソリューション、サーフェステクノロジー、ニュートリション&ケア、アグロソリューション)から成ります。2022年のBASFの売上高は873億ユーロでした。BASF株式はフランクフルト証券取引所(BAS)に上場しているほか、米国預託証券(BASFY)として取引されています。BASFの詳しい情報は、https://www.basf.com をご覧ください。

最終更新October 12, 2023